松本パルコで「書道ガールズ」パフォーマンス-松本蟻ヶ崎高校書道部

屋上での公開練習の様子。録画したビデオを見てさらに構成を検討し、本番に挑む

屋上での公開練習の様子。録画したビデオを見てさらに構成を検討し、本番に挑む

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 松本蟻ヶ崎高等学校の書道部が5月1日、松本パルコ屋上で「書道ガールズパフォーマンス」を行う。

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 同パフォーマンスは、書道部の女子高校生たちが音楽とダンスの要素を取り入れながら、約10メートルある紙の上に大筆などを使って描くもの。同部は今年の元日に日本テレビ系列で放送された正月特番の企画「書道ガールズ甲子園」に出場。松本城から中継でパフォーマンスを披露し、初出場ながら3位という成績を収めた。「元日の放送後、いろいろなところからパフォーマンスの依頼があった」と振り返る3年生の部長・原菜摘さん。

 今回のパフォーマンスは同企画のためのオリジナル。「GW中の企画なので、楽しさを前面に出してほしいとお願いした」と同店担当の高田智恵子さん。「若者だけではなく、幅広い年齢層の人が楽しめる場所へ」を今年のテーマに掲げる同店。「松本で頑張る学生の皆さんを応援し、日々の成果を発表できる場を提供したい」という趣旨に同部が賛同し、実現した。

 4月24日には屋上で事前練習が行われた。縦6メートル、横10メートルの紙をセッティングして、何度か「エア練習」を行った後、実際に筆などを持って練習を行った。顧問の先生や先輩からは「笑顔を忘れずに元気を出して」「腰を落として、緩急をつけて」などのアドバイスや、「(お客さんは)お正月のものを見ているから、それ以上のものを見せないと」とプレッシャーも。部員もそれぞれ演じて感じたことや、できあがった作品を見て思ったことを出し合った。

 「甲子園」に出場した3年生が卒業、新たに16人が入部して部員は現在35人。当日は32人が参加、1年生にとっては初舞台となる。「いつもたくさんの人に応援してもらっているので、その恩返しの気持ちで頑張りたい」(原さん)。

 パフォーマンスは13時~、15時~。各回15分を予定する。観覧無料。

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