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松本の印刷会社が手がける「稜線カレンダー」発売30周年 記念イベントも

2026年版「稜線カレンダー」(左)と「MOUNTAINS & MOMENTS」ポスター

2026年版「稜線カレンダー」(左)と「MOUNTAINS & MOMENTS」ポスター

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 印刷会社「プラルト」(松本市笹賀)が手がける「稜線カレンダー」が今年、発売から30周年を迎えた。

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 カレンダーは、日本山岳写真協会松本支部のメンバーが撮影した写真を使用。各月と表紙、合わせて13点を掲載している。2026年版は、槍ケ岳や北穂高岳、五竜岳など北アルプスを中心に、八ケ岳や浅間山など四季折々の山の風景が収められている。壁掛けタイプで開いたサイズは横420ミリ、縦610ミリ。価格は1,980円。

 同社企画営業事業部営業部長の高橋重剛さんは「山岳文化の発信をしようと考えて、製作を始めた」と話す。例年、同支部から提供された写真から13点をセレクト。より鮮明で滑らかな表現ができるハイビジョン印刷で仕上げている。

 30周年を記念して初めてイベントを企画。「信州の山で家族とつながる時間」をテーマに、10月12日、信毎メディアガーデン(中央2)で「MOUNTAINS & MOMENTS」を開く。NPO法人・信州まつもと山岳ガイド協会「やまたみ」副代表理事の松場省吾さんや、市観光大使の漫画家・鈴木ともこさんが登壇するトークショーを行い、それぞれ子どもの登山や、気軽に楽しめる山の魅力について紹介する。

 そのほか、パラコードのキーホルダーや稜線アクリルスタンドを作るワークショップ、フードやドリンク、アウトドアグッズや山にまつわる雑貨の販売を展開。会場では2026年版をはじめ、過去のカレンダーに掲載した写真のパネル展示も行う。高橋さんは「登山好きの方も、そうでない方も、あらためて『信州の山』を感じる機会になれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~17時。入場無料。

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