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松本のギャラリーで「ようさん工房」個展 キッチンテーマに刺しゅうアイテムも

「試着室もあるので気軽に試してほしい」と百瀬さん

「試着室もあるので気軽に試してほしい」と百瀬さん

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 服飾デザイナー百瀬陽子さんによる個展「youi!2025 “kitchen”」が現在、松本市のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で開催されている。

全身コーディネートも

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 キッチンをテーマにした、パンツやスカート、ブラウスのほか、バッグ、ポーチなど約90点を展示する。「かっぽう着コート」と名付けた薄手のコートは、前と後ろ、どちらでも着られるデザイン。エプロン風のジャンパースカートやスタンドカラーの襟を寝かせるようにして仕上げたシェフ風シャツ、ウエストがゴムになっているシェフパンツなどもある。

 ミシンで刺しゅうした生地を使ったショッピングトートやショルダーバッグは、食器やカトラリーが描かれている。「ミシンを使うので一筆描きで、どのように表現しようか考えて下絵を描いた」と百瀬さん。スプーンとフォークをモチーフにしたファスナーチャームが付いたポーチは、スクエアタイプのほか、皿に見立てた丸いタイプも用意する。

 テーマは、自宅でくつろいでいる際、台所が目に入ってひらめいたという。「いつも日常に寄り添うもの、身近なものを作りたいと思っているので、キッチンはぴったりだった」と振り返る。

 「ようさん工房」のネームで活動する百瀬さんは、天然素材を使った服飾雑貨を松本・中町にある工房で制作している。同ギャラリーではここ数年、11月や12月に展示を行っていたが、今回は9月の開催に合わせて?少し軽やかな生地のアイテムも用意した。「まだまだ暑い日が続くが、新しい服で少し先の季節を楽しみにしてもらえれば」と呼びかける。

 価格は、シェフパンツ=1万2,000円~、ショッピングトート=5,500円、ポーチ=1,800円など。営業時間は11時~19時。月曜・火曜定休。9月28日まで。

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