昨年3月に初めて開催された短編映画コンテスト「商店街映画祭」が来年3月、「第2回商店街映画祭 ALWAYS続・松本の夕日」として開催されることが決まった。

　同映画祭は「商店街」をテーマにした短編映画を、プロアマ問わずコンテスト形式で募集するもの。第1回では、市内の中町通りと縄手通りの商店街を題材にした作品を募集。審査には「ALWAYS 三丁目の夕日」の監督で、松本市出身の山崎貴さんも参加、応募された13作品の中から最優秀作品を決定した。

　第2回は「松本商店街部門」「全国商店街部門」「モバイル部門」の3部門でコンテストを行う。各部門とも1作品10分以内の作品に仕上げることが条件。「商店街」を題材とすることは変わらないが、テーマとする商店街を指定せず、広く全国から作品を募集する。

　今回から県の「元気づくり支援金」を活用。映画祭単体の開催だけでなく、パソコンを使った映像編集方法などのワークショップも7月から開く。「編集が難しいという人が多い。撮ったものを簡単に編集できるレベルにまでなってもらえれば」と同実行委員会。「今まで映画を撮ったことのない人にも、もしかしたら隠れた才能があるかもしれない。多くの人にぜひ撮ってほしい」と参加を呼び掛ける。

　今月13日に松本市美術館で行われたプレイベントでは、同映画祭を追いかけたテレビ松本のドキュメント番組と、1回目の最優秀作品「soulmate」（stud!o yunfat）を上映。さらに、第2回の概要の発表と懇親会が行われた。

　申し込み方法や応募締め切りなどの詳細については、今後決定次第ホームページなどで公開していく。