
安曇野市在住の雷鳥写真家・高橋広平さんの企画展「雷鳥~四季を纏(まと)う神の鳥~」が現在、松本・信毎メディアガーデン(松本市中央2)1階ホールで開催されている。
四季折々のライチョウの姿を捉えた写真パネル78点と動画作品を展示する。高橋さんが長年撮影する中で「特に思い入れがある」という、つがいのライチョウ「こがねさんと銀さん」の姿をストーリーと共に紹介するコーナーや、冬の厳しい環境の中で越冬する様子を収めた作品も。動画は2019年に東御市文化会館で展示した際に制作したものを再編集し、先月撮影したシーンも加えた。「生態を知ることができる貴重な写真もある。どこでどんなことが起きているのかということを知ってもらえれば」と話す。
高橋さんは、北海道苫小牧市生まれ。1998(平成10)年に長野県に移住し、友人に誘われた登山でライチョウに「一目ぼれ」して写真を撮り始めた。現在は「雷鳥とその生態系」をテーマに、写真やイラストなどさまざまな表現で、ライチョウの保護普及啓発に力を入れている。
近年は、ライチョウが話題になる機会が増えていると感じているという。「ライチョウを好きな人はもちろん、それほど興味がない人にも見てもらって、『守りたい』という気持ちを湧き起こすことが自分の役目。多くの人に足を運んでほしい」と高橋さんは呼びかける。
開催時間は10時~18時。9月4日まで。