洋食店「深夜洋食 羽」（松本市深志2、TEL 0263-75-0920）が松本・天神通り近くに7月6日、移転オープンした。

ランチ営業も行う

　店舗面積は約7坪。席数はカウンター＝5席、テーブル＝4席。店主の赤羽正行さんは「広さは前の店とほとんど変わらないが、カウンター席は少しゆったり過ごせるようになったと思う」と話す。

　移転を機に、ランチ営業を開始。ランチ限定で提供するハヤシライス（1,650円）のほか、定食はご飯のお代わり自由で、「ハンバーグ定食」（1,250円）、「ハンバーグと唐揚げ定食」（1,450円）、「生姜（しょうが）焼き定食」（1,550円）の3種類を用意する。

　ディナーは移転前と変わらないメニュー構成。エビフライ（1本630円）、クリームコロッケ（1個590円）など単品をはじめ、「アンチョビペペロンチーノ」（1,140円）などのパスタ、チキンマカロニグラタン（1,330円）、オムライス（1,390円）のほか、定食もある。自家製ピクルス（590円）や「マッシュポテトとチーズのかりかり焼き」（920円）などサイドメニューも。アルコールは生ビールやレモンサワー、日本酒、焼酎などをそろえ、ワインはグラス、デキャンタ、ボトルで提供する。

　2022年3月、本庄交差点の角にオープンした同店。都市計画道路博労町栄町線整備事業により、開業当初からいずれは移転することを想定していたという。「ワンオペ営業なので、同じくらいの広さで、近くに良い物件がないか探した」と赤羽さん。常連客を介して、300メートルほど北にあった以前「単品割烹（かっぽう） 濱」として営業していた物件を紹介してもらい、年明けから準備を進めてきた。

　飲食店や美容院などサービス業に従事する人や、近くの病院に勤める人が仕事終わりに立ち寄れるようにと夜～明け方に営業していたが、「もう少し早く開けてほしい」「ランチに利用したい」という声もあり、営業時間を調整してきた。「皆さんのニーズに応えながら、便利に使ってもらえるような店にしていければ」とも。

　営業時間は、11時30分～13時30分（平日のみ）、18時～24時。日曜定休。