
国内外の子ども向け映画を上映する「子どもたちの映画祭」が7月12日、まつもと市民芸術館(松本市深志3)で行われる。
当日は入れ替え制で、国内外の名作短編アニメーションを4本ずつ、計8本上映する。さかなクンの絵本を原作にした「ハコフグとみなまたの海」や「ドラゴンそらをとぶ」(以上Aプログラム)、第97回米アカデミー賞にノミネートされた「あめだま」や「ハチドリの伝説」(以上Bプログラム)のほか、「ちびゴジラの逆襲」「すみっコぐらし」など、いずれも5分~20分のショートムービー。映画を見ることに慣れていない子どもに配慮し、入退場自由にする。
合間にはステージパフォーマンスとして、同映画祭のテーマソングを手がけたシンガー・ソングライターの湯澤かよこさんとSK松本ジュニア合唱団によるライブなどを開催。会場の外には、デジタルアニメを作るワークショップや縁日ブースなどが並ぶ「キッズ・ストリート」を設ける。
入場無料エリア「ピクニックパーク」も用意。ダブルダッチやブレイキンなどアーバンスポーツ体験会や、紙芝居ショーを行う。「ハコフグとみなまたの海」を上映することに合わせて「熊本県物産市」も開き、「くまモン」が来場する。
今年のテーマは「夏の子ども縁日」。ウェブサイトでは、同映画祭のイメージキャラクター・ユーリとエルの塗り絵や、うちわに貼って楽しめる用紙をダウンロードできるようにしている。プロジェクトメンバーの河西佳代さんは「映画はもちろん、参加体験型のイベントもたくさんある。お祭り気分で遊びに来て、興味があるものを見つけてもらえれば」と呼びかける。
上映時間は、Aプログラム=10時30分~12時、Bプログラム=14時~15時30分。料金は、前売りS指定席大人=1,400円、18歳未満=700円、同A指定席大人=1,200円、18歳未満=600円。2歳以下(座席不要)は無料。