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松本の3会場で「おさんぽフェス」 小学生が出店「まなびのマーケット」も

前回の様子

前回の様子

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 親子で楽しめるイベント「MATSUMOTO おさんぽフェス」が6月29日、松本市街地の3会場で行われる。

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 松本市立博物館(松本市大手3)では、「マインクラフト」を使ったプログラミング体験、ワークショップ、「絵本のおさがり会」などを開く。小学生が店主となって出店する「キッズまなびのマーケット」は初の試み。アクセサリー販売やゲーム体験など12ブースを用意する。

 信毎メディアガーデン(中央2)では、Mr.ポテトさんによるバルーンショーや、ハンドメード作品を販売する「おさんぽマルシェ」などを開催。同施設は、1階に授乳やおむつ替えのスペースを常設しているが、当日は3階スタジオにも「赤ちゃん休憩室」を増設する。信州大学医学部「周産期のこころの医学講座」の講師を務める村上寛さんによる「こころのおはなしブース」もある。

 松本パルコ(中央1)では、バスケットボールミニゲーム&ダブルダッチやトランポリン教室の体験のほか、松本歯科大学による歯磨き指導や歯並びの相談などの無料歯科検診も行う。「パンパパンフェス」とも初めてコラボ。県内各地のパン店が出店し、動物の形をしたパンなどを限定販売する。

 市内で働く子育て中の女性3人が「ママ向けのイベントが少ない」と、2018(平成30)年に始めた「ママフェス」を今回、名称変更してリニューアル。代表の高山未央さんは「3人のママが立ち上げたイベントだが、来場者はパパやおじいちゃん、おばあちゃん、これから子どもが生まれる夫婦など当初から幅広かった。より多くの人に足を運んでもらえるようにしたいと考えた」と話す。

 初回は育休中だったという高山さん。当時、抱っこしていたという長男は小学生になり、今回は「キッズまなびのマーケット」の出店者として参加する。「6年続けてきて、フェスに参加した子どもたちが、今度は子どもを迎える側になるという良い循環が生まれている。子どもたちが楽しみ、学び、成長できるような場にしていければ」と意気込む。

 開催時間は10時~15時30分。

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