「あずみ野ガラス工房」(安曇野市豊科南穂高、 TEL 0263-72-8030)で、ゴールデンウィーク期間の特別体験として「リューター体験」と「小物作り体験」が行われている。
同工房では通年「吹きガラス体験」を実施しているが、同体験で対象年齢に達していない小学校低学年以下の子どもも含め、幅広く参加できるようにとゴールデンウィーク期間に合わせて特別体験を企画した。
「リューター体験」はリューターという、ダイヤモンドでできた直径3ミリメートルほどの軸を持ったペン型の切削工具を使ってコップなどに模様を彫っていくもの。まずは彫りたい模様を紙に書き、それをコップの中に入れ、表面からペンでなぞって模様を写す。その後、写した模様の上からリューターを使い、なぞるように彫っていく。
「小物作り体験」はガラスの破片を電気炉で溶かして角を丸くしたガラスチップを使い、ボンドでフォトフレームやバレッタなどに貼り付ける。「親子連れで参加する人が多い。最後にはお父さんやお母さんの方が真剣になって…ということも多い(笑)」と同工房スタッフの永松香里さんは話す。
どちらも体験時間は1時間程度。期間中は同工房の前庭に設置するテントの下で、体験ができるようにする。「今が一番気持ちのいい季節なので、外で体験してもらおうと思って」と永松さん。「リューターなどは普段なかなか使うことはないと思うので…。ぜひこの機会に体験してもらえれば」とも。
参加費はリューター体験=1,260円、小物作り=1,575円。作品は当日持って帰ることができる。時間は9時~12時30分、13時30分~16時30分。6日まで。