居酒屋「心の灯火(ともしび)」(松本市深志2、TEL 050-8892-7004)が、洋食店「民芸レストラン盛よし」の2階にオープンして1カ月が過ぎた。
店舗面積は約7坪。カウンター席とテーブル席合わせて13席を設ける。店内の至る所にキャンドルをディスプレーし、落ち着いた雰囲気を演出。店主の伊藤拓大さんは「バーを意識した内装。雰囲気を楽しみながら飲んでほしい」と話す。
豚の串焼きは「価格を抑えたい」と、一頭買いし店舗で仕込む。1本99円のシロをはじめ、ハツやハラミ、タンなど8種類。鶏ももやぼんじり、しいたけ、アスパラ(以上185円)も用意する。ほかに、一品料理の「もつ煮」や「ポテサラ」(以上390円)、「さば焼き」(560円)などもある。
アルコールは、ラム酒「バカルディ」をメインに提供。ホワイト・ゴールド・リモンをそろえ、「緑茶ハイ」「コークゴールド」「ゆずリモン」(以上480円)など18種類を用意する。ほか、ビールやレモンサワー、ウィスキー、カクテルなど幅広く用意する。
伊藤さんは神奈川県出身。父親の実家が松本にあったことから、2016(平成28)年に移住し、整体師や会社員として働いていた。知人から閉店する前店を紹介され、出店を決意。「お酒を飲むことが好きだったので、安く飲める居酒屋を作りたいと考えた」と振り返る。
ハッシュタグ「#心の灯火」を付けてSNSに投稿すると、席のキャンドルに火を灯し、ドリンク全品を値引きするユニークなサービスも。「お客さんに安らぎを与え、心のよりどころになる店になれれば。『もう一杯やりたい』と思った時、気軽に足を運んでほしい」とも。
営業時間は17時~24時。