テイクアウト専門店「koloro coffee stand(コローロコーヒースタンド)」(松本市島立、TEL 0263-87-1261)が松本合同庁舎近くにオープンして1カ月が過ぎた。
2021年12月に松本・清水にオープンしたスペシャリティーコーヒーの店「コローロコーヒー」の2号店。岡島直哉さんと妻・夢喜乃さんが経営する。店舗面積は約6坪で、店内は白をベースにドライフラワーを飾るなど明るい雰囲気に仕上げた。
コーヒーは10種類の豆を使用。「本日のホットコーヒー」(400円~)や「水出しアイスコーヒー」(450円~)、「ミルクコーヒー」(500円~)、「選べるハンドドリップ」(500円)を提供する。「自家製レモネード」(500円~)や「ボタニカルソーダ」(600円)のほか、パウンドケーキやワッフル(以上350円)などの焼き菓子もある。
店舗限定のメニューも用意。ランチボックス(750円)は、カンパーニュを使ったサンドイッチと野菜の総菜を合わせる。パンは茅野市の「カルパ」から仕入れており、「くるみカランツ」(600円~)やスコーン(350円)などの商品も販売する。夢喜乃さんは「もともと好きなお店で、松本でも買えるようにしたかった」と話す。
開業後は店を切り盛りする傍ら、年に1度開催されるスペシャリティーコーヒーの祭典「SCAJ」に参加したり、他店と共同してイベントを主催したりと、積極的に活動してきた。「自分たちのスキルや知識を高めるため、常に新しい情報を取り入れるようにしている」と夢喜乃さん。
以前から焙煎(ばいせん)所を作りたいと物件を探していた2人。たまたま見つけた空き店舗が、「中心街よりコーヒーショップが少ない立地と広さが、スタンド型の店にちょうどいい」と出店を決めた。周囲に会社も多く、昼休みの利用も多いという。「日常に溶け込んだ店舗にしていければ」とも。
営業時間は10時~18時。土曜・日曜・祝日定休。