松本市周辺で飛行機が煙幕を出して空中にスマイルマークを描くスカイライティング企画「Catch the smile!TENを見上げて」が11月27日、行われる。
ライティングを行う場所は市内の松本城、JR平田駅、アルピコ交通上高地線波田駅、サンプロアルウィンのほか、信州中野商工会議所、百々川緑地(須坂市)、善光寺(長野市)、大町商工会議所、安曇野スマートインター、諏訪湖の計10カ所。
パイロットは、10月に初めて開催された飛行機レースの国際大会「エアレースX」で優勝した室屋義秀さん。北から南に向かって飛行し、上空3000メートルに直径1キロほどのスマイルマークを描く。スカイライティングは晴れていても、薄曇りだったり、風があったりする場合は実施を見送るため、12月1日まで予備日を設ける。
松本商工会議所青年部が、創立10周年を記念して企画。同会議所ではこれまでも、県営松本空港(信州まつもと空港)の利用促進のためさまざまな事業を展開しており、今回も空港利用活性化の一環と位置付ける。同部経営研修委員会の伊藤総一郎委員長は「ライティングする場所から10キロ圏内で見ることができるので、時間を合わせて空を見上げてほしい」と話す。
開催に合わせて、SNSでキャンペーン企画も行う。当日描かれたスマイルマークを撮影して、X(旧ツイッター)またはインスタグラムでハッシュタグ「#TENを見上げて」を付けて投稿すると、抽選で信州まつもと空港離発着のFDAペアチケットが進呈される。伊藤さんは「上を向いて、笑顔になってほしいという思いを込めた。より多くの人に楽しんでもらえれば」と呼びかける。
実施時間は12時30分~13時30分を予定。ライティングを行う場所と時間、開催可否はSNSやウェブサイトで確認できる。問い合わせは事務局(TEL 0263-32-5356)まで。