ワイナリーや飲食店が参加する「信州安曇野ワインマルシェ」が11月4日、安曇野市の禄山公園(安曇野市穂高)で開催される。
安曇野市や松本市、塩尻市、大町市、池田町、山形村の15ワイナリーが出店。チケットは16枚つづりで、1枚でワイン35ミリリットルが飲める。ほか、キッチンカーの出店や、おやきや信州サーモンの笹(ささ)ずしなどのフード類の販売を行う。「あづみ野ジャズプロジェクト」によるライブもある。
初開催となる同イベント。ワインの生産に携わるメンバーらでつくる「北アルプスワインぶどう研究会」が、昨年12月に実行委員会を立ち上げ、企画した。同研究会は2016(平成28)年、北アルプス山麓のワイン事業の振興を目的に発足。ブドウ栽培の勉強会やツアーイベントを行うなど、活動を続けている。同実行委員会の中村智恵美さんは「北アルプス山麓のワインは知名度が低いと感じていた。イベントを通じておいしいワインがあることを発信したい」と話す。
来年以降も、年1回の開催を視野に入れているという。「安曇野に定着したイベントになれば。駅から近いので、多くの人に足を運んでもらいたい」とも。
開催時間は10時~16時。チケットは、前売り=3,300円、当日=4,000円。電子チケットサービス「パスマーケット」のほか、イオン豊科(安曇野市)や栞日(松本市)などで取り扱う。