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安曇野の水と人をつなげる制度「あづみの水結」 一般投票でロゴマーク選定

「あづみの水結」ロゴマーク5案

「あづみの水結」ロゴマーク5案

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 安曇野市が、地下水や湧水などの魅力を発信する「あづみの水結(みずゆい)登録制度」のロゴマークを決める一般投票を現在、行っている。

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 「あづみの水結登録制度」は、水を守るために行動する人材の発掘と、活動の輪を広げることを目的に、同市が発足。昨年4月から申し込みの受け付けを始めた。登録できるのは、水環境の保全に取り組んだり、魅力をPRしたりと、水に関する活動ができる個人や企業などで、居住地は問わない。

 3月には登録証を発行し、申込者に交付する。登録者は、2023年度から「SNSで安曇野の水資源を紹介した」「地下水に影響が出ないよう農薬の使用量を減らした」など、自分が行った活動を市に報告する。市は集まった活動情報を登録者と共有するほか、清掃活動やイベントを発信して参加を呼びかける。市環境課担当者は「安曇野の水に関心があるだけでも登録できる。登録者同士の新たなネットワークができることで、自主的に集まるなど活動の輪が広がっていけば」と、期待を寄せる。

 同制度の周知を図るため、今までなかったロゴマークの制作を決めた。8組の個人・企業の申込者や市水環境審議会の委員が意見を出し、市のクリエーターにデザインを依頼。出来上がった5案は、いずれも青と緑を使った爽やかな印象で、自然や山、湧水などが表現されている。投票結果は3月に発表予定。決定したロゴマークは登録証にも入れるという。

 1月18日に一般投票を始めてから、あづみの水結登録制度へ新たに2組の申し込みがあったという。「これをきっかけに、たくさんの人に興味を持ってもらえたら」とも。

 投票は1人1回まで。ウェブサイトと、市役所環境課窓口のほか、穂高、三郷、堀金、明科の4支所の窓口で受け付ける。締め切りは2月8日。

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