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松本の護国神社に「大絵馬」 市内高校生が制作、跳ねるウサギと松竹梅

松本美須々ケ丘高校美術部の生徒と「大絵馬」

松本美須々ケ丘高校美術部の生徒と「大絵馬」

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 松本・美須々の長野県護国神社(松本市美須々)に現在、干支(えと)の「卯(う)」にちなんだウサギの大絵馬が飾られている。

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 昨年に続き、松本美須々ケ丘高校(同)美術部が制作。1年生と2年生、10人が軽やかに跳ねる2匹のウサギと松竹梅を描いた。絵馬の大きさは縦2.3メートル、横3.7メートル。

 夏休みに部員それぞれが考えたデザインの中から、1年生の浅川杏音さんの案を選び、11月に制作を開始。放課後、部員が同神社の弓道場に通って作業を進め、完成させた。浅川さんは「縁起の良いデザインになるよう松竹梅を入れ、まとまりが出るよう配置した」と話す。部長で2年生の冨岡愛さんは「絵の具が垂れてきて大変だったが、出来上がって良かった。たくさんの人に見てもらいたい」と笑顔を見せる。

 12月22日には除幕式が行われた。絵馬が披露されると感嘆の声が上がり、一緒に写真を撮る参列者の姿も見られた。美術部顧問の藤原清華教諭は「こういった大きい作品を手がけることは少なく、貴重な経験になった。絵馬を見た方が、縁起良く、素晴らしい1年になればうれしい」と話す。

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