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松本・女鳥羽川沿いに「ちょい呑み屋 おゆき」 週1営業から本格稼働

「1人でも気軽に立ち寄ってほしい」と住ノ江さん

「1人でも気軽に立ち寄ってほしい」と住ノ江さん

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 居酒屋「ちょい呑(の)み屋 おゆき」(松本市大手2、TEL 070-3167-0024)が松本・大手の女鳥羽橋近くオープンして1カ月が過ぎた。

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 事務所やクラフト工房が入るテナントビル「桜風寮」の1区画。席数は、テーブル、カウンター、立ち飲みを合わせて15席。店長の住ノ江有紀さんは「狭い店内なので、スタッフだけではなくお客さん同士も自然と交流が生まれ、仲良くなれる」と話す。

 同区画は昨年10月、動画を使った販促や広告代理業務を担う「次大」(梓川倭)が、カフェ風酒場「スタンドダイニング ジダイ」の営業を開始。客として時々訪れていた住ノ江さんが、3月ごろからアルバイトとしてホールに入るようになり、5月末から週1回のペースで「ちょい呑み屋 おゆき」として店を切り盛りするようになった。11月1日から看板を変えて本格稼働。住ノ江さんは「飲食店に勤めていた経験はあるが、自分の店をやろうと思ったことはなかった。オーナーから『やってみる?』と言われたタイミングが良かったのか、挑戦してみようという気持ちになった」と振り返る。

 住ノ江さんが兵庫・尼崎の出身ということもあり、信州みそを使った「信州どて焼き」(600円)や「だし巻き玉子」(400円)など、「関西と信州のいいところどり」というメニューを用意。ほかに、同社が業務提携する「そ―ゆー農園」(波田)の野菜を使った「長芋ポテサラ」(500円)や「ねぎチーズ焼き」(700円)なども引き続き提供する。アルコールは、日本酒、焼酎、ワインなど幅広く取りそろえる。

 「店長になって、ホールも調理も両方頑張らなければならなくなったのが大きな変化」と住ノ江さん。客を待たせないような工夫をしながら、自身が通っていた時にも感じていた和気あいあいとした雰囲気を大事にしているという。「出張で松本へ来た、というお客さんも多い。知らない土地でふらりと立ち寄っても、落ち着けるような店にしていければ」とも。

 営業時間は17時~21時30分(ラストオーダー)。木曜、日曜定休。

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