食堂&カフェ「yumyum(ヤムヤム)」(松本市中央4、TEL 090-7753-8686)が松本市美術館内にオープンして1カ月が過ぎた。
ガラス張りで美術館の中庭がよく見える店内は、天井が高く広々としていて開放感のある空間になっている。席数はテーブル席とテラス席を合わせて約30席。
メニューは「昔ながらの洋食に店独自のアレンジを加える」をコンセプトに、観光客を意識し、信州産の食材を取り入れているという。ランチの「定番コンビメニュー」(2,200円)は定番の洋食2種をメインにしたもの。現在は「信州米豚(こめぶた)のローストポーク&海老(えび)と魚介のムースを使った特製エビフライ」で、ピラフ、スープ、デザートが付く。月替わりメニューはカレー、パスタ、サンドイッチを基本に3、4種類を提供する。
ドリンクはコーヒーや紅茶(以上400円)、「自家製チャイ」(550円)、「自家製レモンスカッシュ」(600円)などソフトドリンクのほか、ワインをソーダで割ったスプリッツァー(550円~)などアルコールも用意する。デザートは季節のフルーツを使った「季節のブリュレ ア・ラ・モード」(750円)や、どら焼きをフランス菓子のパリブレスト風にアレンジした「どらブレスト」(700円)などがある。
同館のリニューアルオープンに合わせて営業を開始。店長の青柳崇弘さんは「厨房(ちゅうぼう)機器の納期が延びたことで開店がギリギリになって大変だった。集客にあまり力を入れられなかったが、予想以上にお客さんが来てくれてうれしかった」と話す。今後は定番メニューも少しずつ変えたり、月替わりメニューを増やしたりしていきたいという。「観光客はもちろん地域の人たちにも愛される店にしていきたい」と意気込む。
営業時間は10時~17時(ランチタイムは11時~15時)。ディナーは1週間前までの予約制。月曜定休。