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松本のギャラリーで「縁起物展」 干支やだるまに「招福」「疫病退散」願い込め

さまざまなアイテムが並ぶ

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 縁起物をモチーフにした企画展「縁起物展5」が現在、松本市のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で開催されている。

おみくじタイプのトラのピンバッジ

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 今年の干支(えと)「寅(とら)」にちなんだものや、だるまや招き猫、おひなさまなどをテーマにした作品、約180点を展示する。出展は、おっとぼけ美術館、Akane Bon Bon・梅川茜さん、陶房七草・古田秋理さん、mauve(モーヴ)・山本葵さん、山崎美帆さん、鴨工房。

 初参加となる鴨工房は、陶製の小さなオブジェを制作。金、銀、青、黄色の4種類の鳥や、赤、黒、黄色の3種類のだるまには、同工房の鴨瑞久さんが「縁起の良さそうなコメント」を添える。同展のDMに用いただるまの絵は、鴨さんが昨年9月に個展を開いた際に、一緒に在廊した小学2年生の息子が描いたもの。同店オーナーの熊谷俊行さんは「店内に置いてあるものをモチーフに描いていて、とても良かったので使いたいとお願いした。その流れでお父さんにも出品を依頼した」と話す。

 梅川さんの作品は、定番として作る「張り子ピック」のほか、「水の守り神」「植物の守り神」と名付けた新作の張り子。「張り子ピック」は鶴や亀、タイのほか、恵比寿様や大黒様など数種類あり、好きな組み合わせで「わら束」に刺して飾ることもできる。色合いや表情なども毎回少しずつ異なるため、毎年新たに買い足す人も多いという。

 おっとぼけ美術館は、同館で保管する民芸作家の故・宮田嵐村さんが使っていた木型を用いたお面を中心に、暦の中段(ちゅうだん)になぞらえて作った道神面なども用意する。熊谷さんが館長・相澤和典さんの制作を手伝うこともあるといい、「(民芸品といっても)絵付けをする人によって少しずつ表情の違いが出る。無心に取り組めるのも面白い」とも。

 山本さんはおみくじタイプのトラのピンバッジ、山崎さんは「トラ」ネコの絵やハンコを出品する。古田さんは昨年に続いて陶器のおひなさまを制作。今回は茶系の落ち着いた色合いで、丸みを帯びた形に仕上げた。

 5回目となる同展。例年、作家それぞれが考える「縁起の良いもの」が並ぶが、昨年と今年は「疫病退散」の思いが込められたものもあるという。「作品からいろいろと思案してみるのも楽しい。縁起物に心を寄せて、明るい気持ちになってもらえれば」と熊谷さんは呼び掛ける。

 価格は、張り子ピック=1,200円~、おみくじタイプのピンバッジ=2,500円、お面=2,800円~、陶器のおひなさま=8,800円など。営業時間は11時~19時。月曜・火曜定休。1月30日まで。

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