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松本・梓川にバスクチーズケーキ専門店「MON」 自動販売機でも「手作りの味」を

自動販売機で冷凍のバスクチーズケーキを販売する

自動販売機で冷凍のバスクチーズケーキを販売する

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 バスクチーズケーキ専門店「MON」(松本市梓川倭、TEL 0263-50-6327)が11月27日、松本・梓川の「アルピア梓川ショッピングセンター」内にオープンした。

定番の「いつものバスちー」

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 店舗の営業は土曜・日曜のみ。それ以外は店の外に設置した自動販売機で販売する。

 無添加で作るバスクチーズケーキは、スタンダードサイズ(15センチ)と、チビちーサイズ(12センチ)の2サイズ。定番の「いつものバスちー」(1,950円)、「いつものチビちー」(1,550円)、「ゴロゴロバナちー」(1,950円)、「ほうじ茶ラテバスちー」(1,700円)のほか、1つで2つの味を楽しめる「ハーフ&ハーフ」(1,650円~1,700円)も用意する。期間限定で「メープルキャラメリーゼ」(1,950円)も。箱に入れるので、贈答用や土産用にもできるという。

 自動販売機では、チビちーサイズを冷凍し、フィルムに包んで販売。定番をはじめ、5種類を用意する。解凍時間は、冷蔵で8時間、常温で3時間~4時間で食べ頃になる。店主の藤崎さやかさんは「長野市の工房で一つ一つ手作りしている。常温で2時間置いて食べると、アイスのような感覚で楽しめる」と話す。

 藤崎さんは長野市出身。子育てと仕事を両立するために2015(平成27)年にネイルサロンを開業。ある日、母・友美さんが作ったバナナ入りのバスクチーズケーキを食べ、「店としてやっていける」と確信。「以前からいつか2人で一緒に店ができたらいいねと話していたので、すぐに動き始めた」と振り返る。昨年5月に長野市石渡に「MON」をオープン。友美さんも店長兼パティシエとして働く。

 昨年10月、新型コロナ禍の影響で、ネイルサロンを2週間休業。「このままで大丈夫なのか」と不安を感じ、「MON」の事業拡大を考えた。中信地域からの来店も多かったこともあり、松本での出店を模索する中で、冷凍の自動販売機に目を付けた。

 週に1度、長野市の店舗で作ったものを自動販売機に補充するが、人気ですぐに売り切れてしまうという。「母やスタッフと支え合い、長く店を続けていきたい。地域に愛される店にしてきたい」とも。

 店舗の営業時間は、土曜・日曜10時~17時。

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