松本・神田に12月8日、洋食店「洋食厨房スパイス」(松本市神田1、TEL 0263-26-4026)がオープンした。
店舗面積は15坪、客席は22席。ランチはオムライス(800円)、ナポリタン(700円)、ハヤシライス(850円)など、洋食の定番が並ぶ。カレーライス(800円)はカレーのルーを使わず、スパイスをひいて野菜などと煮込み、辛さは食べるときに好みで調節できるようにした。
ディナーは日本海でその日の朝に捕れた新鮮な魚介類も提供。「おまかせディナーコース」(2,500円~)など、要望にも幅広く対応する。アルコール類も充実させ、ビール、ワイン、日本酒、焼酎などをそろえる。「お酒を飲みに来ても満足できるはず。メニューにないものにもできるだけ応じたい」とオーナーの伊藤文明さん。
伊藤さんは東京で8年ほど飲食店に勤め、結婚を機に松本に戻って同店を構えた。調理の際に使用する香辛料に興味を持ち、いろいろな香辛料を試してきたという。「スパイスの使い方で味が全く変わる。においとか、辛いというイメージで何となく敬遠する人もいるが、使い方次第」と伊藤さん。同店では香辛料13~14種類を常備。ほかにも「隠し味」としてさまざまなものを使っているという。
「『洋食』というと(フレンチやイタリアンと比べて)イメージしにくい部分もあるが、食べれば懐かしかったり、新しかったりする幅広い要素を持っている」と伊藤さん。「夜には新鮮な魚も入るので、ぜひ一度足を運んでもらえれば」とも。
営業時間は11時~14時30分、17時30分~21時30分。木曜定休。