モーターサイクルショップ「カワサキ プラザ松本」(松本市並柳1、TEL 0263-31-0112)が松本・並柳のやまびこ道路沿いに6月16日、オープンした。
店舗面積は、ショールームと工場スペースなど合わせて約100坪。専任コンシェルジュによるライフスタイルの提案に加え、「五感で楽しめる」をコンセプトに、ゆったりとくつろげる空間を演出する。
ガラス張りのショールームには、7月16日に発売となる「VERSYS 1000 SE」をはじめ、同社のフラッグシップモデル「Ninja H2シリーズ」などのバイク車両を展示。「カワサキプラザ」オリジナルアパレルもそろえる。提供するコーヒーも、ホットは「Ninja」、アイスは「Z」と名付けたオリジナルブレンド。ゼネラルマネジャーの松沢正広さんは「お客さま一人一人に合わせた、モーターサイクルのあるライフスタイルを提案していきたい」と笑顔を見せる。
カワサキモータースジャパン(兵庫県明石市)は、これまで直営の「専門店」と他社製品も扱う「正規取扱店」で販売網を構成していたが、2017(平成29)年から国内販売モデルの全てを取り扱う専門店として「カワサキプラザ」を全国に順次拡大。排気量400ccまでの製品を扱う「正規取扱店」と差別化を図っている。同店は78店舗目で、県内では昨年オープンした長野店に続いて2店舗目。
伊那市で正規取扱店「モーターサイクルショップアクト」を営む松沢さんは、「プラザ構想」に共感。同店はいったん息子に任せ、「カワサキプラザ」の立ち上げに尽力した。「地域密着型が多い正規取扱店の距離感、スタッフとの関係性が好きだという人もいれば、プラザの洗練された雰囲気が好きだという人もいると思う。全てが『プラザ』に置き換わるのではなく、それぞれの特徴を生かしていければ」と話す。
オープンして1カ月。「これまで、山梨県や静岡県へ行っていたが、近くにできて良かった」と喜ぶ人も多いという。「今後は、スクールなどのイベントも行っていきたい。安心、安全なモーターサイクルライフルを多くの人に楽しんでもらえれば」とも。
営業時間は10時~19時。月曜、第1・3火曜定休。