子どもがアートと触れ合うイベント「ママフェスまつもとART DAYs」が7月17日・18日、松本パルコ(松本市中央2)5階特設会場で開かれる。「松本まちなかアートプロジェクト2021」の一環。
同館6階と屋上で開催中の「パルコde美術館」に合わせ、「子どもたちの感性が音をたてはじめる2日間」と題して企画を展開する。読み終えた絵本をほかの子どもにリレーする「絵本のおさがり会」は、絵本の回収と、集まった絵本の販売(1冊50円~100円)を行う。絵本を購入した先着100人には、「パルコde美術館」の入場券を進呈する。
「フリーアート」は、大きな白い紙とクレヨン、折り紙などを用意して、子どもたちが自由にアートを表現できる空間をつくる。イベント開催後もそのまま展示を続け、絵本を読めるスペースも設ける。
「ママフェス」は2018(平成30)年6月に初開催。「まつもと子どもたちの映画祭」など地元のイベントとのコラボや、企業向けのマーケティングやプロモーションのサポートなど、幅広い活動を行っている。
市民とアートをつないで街の活性化を目指す「松本まちなかアートプロジェクト」の趣旨に賛同し、同館で開催することになった。実行委員会代表の今関尚子さんは「絵本は子どもの感性を育むこともできる『アートの入り口』。本物のアート鑑賞の体験と合わせて、アートへの関心を芽生えさせる機会になれば」と話す。
開催時間は10時~20時(フリーアートは両日16時まで)。入場無料。