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松本・伊勢町通りに居酒屋「河内屋」移転 「記憶に残る印象を与える店に」

赤×黒の内装が印象的。「前店の名残が随所にあるので探してもらえれば」とも

赤×黒の内装が印象的。「前店の名残が随所にあるので探してもらえれば」とも

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 炭火焼き鳥厨房(ちゅうぼう)「河内屋 本店」(松本市中央1、TEL 0263-35-8801)が松本・伊勢町通りに11月12日、移転オープンした。

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 場所はラーメン店「一風堂松本店」跡。店舗面積は約25坪、席数はテーブル、カウンター、ボックス合わせて50席。アルピコプラザ東側にあるセンチュリーマキシムビル2階から移転した。市内で居酒屋を展開する「焼鳥」(白板1)の河内洋平社長は「前は2階で、初めて来る人は入りづらいという声もあったので、通り掛かった人がふらりと立ち寄れる場所がいいと思った」と話す。

 メインの焼き鳥は1本90円~(注文は2本から)。レバー、はつ、せせり、ぼんじり、ねぎま、手羽先などのほか、豚バラやチョリソー、野菜なども用意する。ほかに、「サツマイモのいもバリバター」(599円)や「サメ軟骨とセロリの梅肉和え」(499円)、「馬刺し」(1,200円~)なども。

 ビール、ハイボール、焼酎、サワー、カクテルなど豊富な展開。日本酒や焼酎に力を入れ、全国各地のものをそろえる。シャンパンもあり、メニューには「ラベイ 25万円」「ロマネコンティ―マグナムボトル 1,000万円」の文字も。「松本で一番景気のいい居酒屋をモットーにしているので、高額なシャンパンもそろえている」と河内さん。

 同店は2014(平成26)年6月にオープン。開業当初から東京進出を視野に入れており、2017(平成29)年12月に会社を設立。現在は松本駅前に「もつ焼き・煮込み」と「立ち飲み・焼き鳥」の2店舗を構え、今月中にはもう1店舗出店を予定する。

 移転前から店内は赤と黒を基調にしていたこともあり、内装は「一風堂」のものを生かした。テーブルはカウンターを切って加工。壁には日本酒や焼酎のボトルを並べる。「一度来たら忘れられないような店であることが大事だと思っている。これからもお客さまの記憶に残る店づくりをしていきたい」とも。

 営業時間は17時~24時。日曜定休(連休の場合は最終日)。

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