居酒屋「タニグチ酒類販売」(松本市中央1、TEL 0263-88-6696)がスーパーホテル松本駅前近くのシュガープラザ2階に10月8日、オープンした。
店舗面積は約14坪、席数はテーブル、カウンター合わせて23席。以前、居酒屋だった店舗をほぼ居抜きで使う。店主の谷口智之さんは「2階なので、ちょっと入りづらいかもしれないが、窓が広く通りからも見えるので、気軽に階段を上がってきてほしい」と話す。
炭火の串焼きは、もも、ささみ、ねぎま、つくねなど約10種類で、1本130円~160円。盛り合わせ(3本=400円、5本=700円)も用意する。ほかに、仙台から直送する牛タンを使った「厚切り牛タンの炙(あぶ)り」(1,700円)も。自家製の薫製は、チーズやししゃも(以上380円)、明太子(400円)、ベーコン(500円)などを提供する。〆として用意する「冷やしそば」(500円)は、冷たいだし汁を使ったかけそば。「透明なだしなので、この辺りでは珍しいかもしれない」と谷口さん。
アルコールは、ビール、焼酎、日本酒、サワー、ウイスキー、カクテルなど各種取りそろえる。「大家さんが酒屋なので、リーズナブルに提供できる。県内外のお酒を楽しんでもらえれば」。店名の「酒類販売」は、「価格を抑えてたくさん飲んでもらいたい」という思いを込めたという。
谷口さんは、市内の居酒屋に16年ほど勤務。「いつかは自分の店を持ちたいと持っていた」と振り返る。6月ごろ、物件が空いたという話を聞いて独立を決め、準備を進めてきた。「こんな時期だからこそ、外に出て、楽しい時間を過ごしてもらえるような店にしたい」と意気込む。
営業時間は18時~翌3時。第2・第4木曜定休。