松本・駅前大通りと大橋通りが交差する角にセレクトショップ「C.COUNTLY(シーカウントリー)」(松本市中央3、TEL 0263-31-5308)が移転オープンして1カ月が過ぎた。
場所は書道用品・和紙を扱う「越前屋」跡。店舗面積は約15坪。メンズ、レディースの洋服と服飾雑貨を中心に扱う。取り扱いブランドは「weac.」「HARVESTY」「HAVERSACK」「THE HINOKI」など。
店主の笠原雄太さんは、関東でアパレル関係の仕事に10年以上携わり、2013(平成25)年に転勤のため夫婦で松本に移住。「都会と自然がバランスよく共存している」と気に入り、2016(平成28)年5月、独立開業した。
「5年目に入る前に次のステップアップを、と考えて移転を検討し始めた」と笠原さん。前店があった大橋通りが気に入っていたため、近くで探していたという。新たな場所は、大橋通りと駅前大通りの角で、前店からは200メートルほどの距離。「前の店の延長線上のような場所で、より多くの人と出会える立地だと思って決めた」。2月ごろから、天井と床をはがし、壁は白く塗るなどして改修を進めてきた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、予定より少し遅れて4月24日にオープン。入り口に消毒液を置くなど対策を取って営業を始めた。「様子を見ようかとも思ったが、どうなるかめどが立たない状況だった。通りの店に明かりがともることで、少しでも明るい話題を提供できればと踏み切った」と笠原さん。「服を購入することは、緊急性が高いことではないが、新鮮で楽しい気持ちになれる。前の店と中身はほぼそのままだが、より幅広く、多くの人に足を運んでもらえれば」とも。
営業時間は12時~19時(現在は短縮営業で18時まで)。水曜定休。