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松本でLINE使ったデリバリー「モトデリ」 信大生が立ち上げ「店の良さも届けたい」

「栞日」でアルバイトをしながら、「モトデリ」を運営する浅川さん(写真右)

「栞日」でアルバイトをしながら、「モトデリ」を運営する浅川さん(写真右)

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 デリバリーサービス「モトデリ」が4月23日、サービスを開始した。

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 LINEで「モトデリ」を友だち登録して注文する。現在、受け付けているのは書店「栞日」のメニューで、1,000円以上の注文から配達が可能。範囲は飲食店から約3キロ圏内で自転車で15分以内を目安にする。配達料は400円。配達指定は、当日と翌日で、「今すぐ」の要望には、注文を受けてから1時間程度で届ける。支払いは現金のみ。

 立ち上げたのは、信大経法学部2年の浅川雄介さん。学生数人を雇用して運営する。浅川さんは、同大・武者忠彦准教授のゼミでまちづくりについて学び、浅間温泉の空き家などを活用する取り組みで、栞日の店主・菊地徹さんと出会い、4月から同店でアルバイトをすることになっていた。新型コロナウイルスの影響が広がる中、「大学が入構禁止になったこともあり、アルバイトを始めるのも難しいだろうと思っていた」と浅川さん。何か自分でできることはないかと考え、デリバリーサービスを始めたいと、菊地さんに伝えた。

 当初、浅川さんは松本版の「Uber Eats」をイメージしていたが、菊地さんと話し合いを重ね、より松本の街に合う形のサービスに。知人のファイナンシャル・プランナーなどに相談しながら、保険や労務についても準備を整えた。菊地さんは「単に配達するだけではなく、人情味のあるサービスになるのではと期待している」と話す。

 サービス開始から1カ月。メディアへの掲載もあり、登録者は300人以上になったが、「利用は思ったより少ないと感じている」。注文方法がLINEであること、提供する店が1店舗であること、配送範囲や時間帯がネックになっていると浅川さんは推測している。

 今後は、メニューを提供する店を増やし、注文方法なども見直していく予定。「松本には、『ここで、これを食べたい』という店がたくさんある」と浅川さん。地域の店だからこそ、店と客のコミュニケーションとなるような「何か」を模索している。「食べ物だけではなく、雰囲気やその店の良さのようなものも一緒に届けていければ」とも。

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