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松本市の小中学校が休校 週1程度の登校日設け、心のケアも

松本市役所

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 新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府による緊急事態宣言の発令を受け、松本市は市内の小中学校を4月9日から5月6日までの間、休校する。

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 小中学校は6日に入学式・始業式を実施。7日以降は、感染状況に変化がなければ市が策定したガイドラインに沿って開校するとしていたが、松本保健所管内の感染状況の変化を受けて、9日からの休校を決めた。休校期間中は、週に1回程度の登校日を設け、児童生徒の健康管理、心のケアに努める。

 市は、中小規模事業者らの資金繰りを支援する特別資金を拡充。最近1カ月の売上高が前年同月比で10%以上減少していることが融資の要件。融資利率は年0.8%で、3年間は市が全額負担するため実質無利子となる。市のホームページでは、県、国による融資制度も合わせて掲載している。

 先月就任したばかりの臥雲(がうん)義尚松本市長は、「手洗い、咳(せき)エチケットの徹底」「不急の外出を控える」「3つの密が重なる場所や場面を避ける」とともに、緊急事態宣言対象地域(東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡)との往来を避け、やむを得ず往来した人や転入してきた人へ対しては、2週間の自宅待機に協力するよう呼び掛けている。

 県は7日、県内14例目の新型コロナウイルス感染症の感染者が3月28日、29日に「auショップ塩尻広丘店」(塩尻市)でアルバイト勤務をしていたことを発表。該当する2日間に同店を訪れた人に対して、症状の有無にかかわらず最寄りの保健所へ相談するよう呼び掛けている。

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