松本市が現在、次期総合計画(基本構想2030・第11次基本計画)について、市民からの意見を募集している。
現行の市総合計画の計画期間が来年度で満了となるため、2021年度からの次期総合計画(基本構想2030・第11次基本計画)の策定に着手。市民総参加での策定を目指し、「まつもと未来会議」と題して、ワークショップや、公共施設の掲示スペース、ウェブサイトでも意見を募る。
ワークショップは対象者とテーマを設定して計4回開く。12月15日には、市内在住の大学3年生・4年生を対象とした「大学生から見る松本の魅力を語る」、来年1月19日には、市近郊で働く20代~30代を対象とした「松本近郊で働き始めた方から見る松本」を企画。特に若い世代の参加を促す。1月19日と25日には、市内在住者なら誰でも参加できる「松本の未来をみんなで考える」も行う。市政策部政策課は「市民の皆さんの意見を幅広く聞きたいと考え、年代で区切った回も用意した。特に未来を担う若者の声を聞くことができれば」と話す。
掲示スペースは、松本市中央公民館・Mウイング(松本市中央1)、中央図書館(蟻ケ崎2)、なんぷくプラザ(双葉4)、市民活動サポートセンター(大手4)、市内4カ所の保健センターに開設。12月18日まで意見を募集する。ウェブサイトでは、来年1月20日まで受け付ける。
総合計画は、基本構想(10年)と基本計画(5年)で構成されており、今回は両方の改定時期に当たる。「総合計画は、将来、松本市をどのような街にするのか、そのために何が必要なのかを定めるもの。市民の皆さんと一緒につくっていきたいので、多くの人の意見を寄せてほしい」と呼び掛ける。
ワークショップの会場はいずれも松本市役所大会議室。申し込みは、電話、ファクス、ウェブサイトで受け付ける。締め切りは各回開催前日まで。問い合わせ先はSCOP(TEL 0263-36-9180)。