![(写真左から)メーヤウの小山さん、がねいしゃの元木拓郎さん、DOON食堂印度山のアシシュ・シルプカーさん、井上百貨店の井上博文常務、八幡屋礒五郎の室賀豊社長](https://images.keizai.biz/matsumoto_keizai/headline/1574135203_photo.jpg)
カレー食べ歩きスタンプラリー企画などを行う「松本カリー推進委員会」が、七味唐辛子の老舗メーカーの八幡屋礒五郎(長野市)と共同開発したオリジナルのガラムマサラが現在、販売されている。
市内のカレー店「メーヤウ」(松本市桐2)、「DOON食堂印度山」(大手4)、「がねいしゃ」(城東2)、が開発に協力した。八幡屋礒五郎が扱う2種類の唐辛子を含む8種類のスパイスを調合。八幡屋礒五郎で販売する「ガラムマサラ」には使われていないナツメグやショウガを使い、クローブを多めに入れて仕上げた。
今年8月、同委員会と井上(深志2)が協力して市内4店舗のカレーの味を再現したレトルト商品をリリース。メーヤウの店主・小山修さんは「それぞれの店のガラムマサラがあるが、『松本のガラムマサラ』を作ってみたいと思った」と話す。辛さは得手不得手があると考え、香りを重視。家庭で作るルーを使ったカレーにかけることで、本格的なスパイスカレーを楽しめるようなものを目指した。八幡屋礒五郎の室賀豊社長は「香りが爽やかで、当社のガラムマサラとはひと味もふた味も違うものになった」と話す。
12グラム入りで、価格は799円。開発に携わったカレー店3店、井上百貨店本店とアイシティ21(山形村)とオンラインストア、八幡屋礒五郎本店、MIDORI長野店で販売する。井上百貨店本店とアイシティ21では、レトルトカレーとセットにしたギフトボックスも用意する。価格は3,500円。