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松本・伊勢町交差点近くに「あさひ堂」 地元野菜をワインと日本酒で

壁の黒板メニューは、産地も添えて紹介

壁の黒板メニューは、産地も添えて紹介

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 地元野菜の料理と、ワイン、日本酒をメインにした「あさひ堂」(松本市中央1、TEL 0263-88-9665)が7月11日、松本・伊勢町交差点近くの桂林堂ビル1階南にオープンした。

 文房具店「桂林堂」跡を改装し、壁は有孔ボードを使って黒板メニューを設置。キッチンのクロスは方眼紙風のもの、椅子は学校らしさを感じるものを選んだ。床はそのまま、看板も「桂林堂」のものを残している。高校時代の同級生という、田中俊介さんと中野達徳さんが開業した。店舗面積は約15坪。席数はテーブルとカウンター合わせて24席。

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 フードは、旬の野菜を使ったものが中心。朝日村のレタスを使った「シーザーサラダ」(大=680円、小=480円)など、黒板メニューでは産地も合わせて紹介する。ほかに、「長野のチーズ盛り」(1,580円)や「信州牛のステーキ 玉ねぎソース」(2,280円)なども。

 アルコールは、日替わりのワインと日本酒をグラス(580円~)、ボトル(2,800円~)で提供。常時50種類ほどをそろえ、日本酒は四合瓶で用意する。「日本酒は畑に近いお酒だと思っている。薄いグラスの方が味わいを感じられるので、グラスで出している」と田中さん。料理に合わせて数種類をピックアップし、その中から選んでもらうことが多いという。

 田中さんは高校卒業後にしばらくサラリーマンを経験したが、その後、飲食業に従事。市内のいくつかの店で経験を積んだ。「妻の実家が、朝日村で農業をしていて、その様子を見ているうちに、野菜を育てている人たちの思いを料理で伝えていきたいと思う気持ちが強くなった」と田中さん。

 学生時代からなじみの店だった「桂林堂」が閉店することを聞き、「ここで店を開きたい」と交渉。「いったん諦めたこともあったが、巡り巡って無事に店を構えることができた。ご縁に感謝したい」。店名は朝日村と、「桂林堂」の「堂」から付けた。

 貸し切りやイベントなどにも幅広く対応する。「イベント出店など、これまでの経験を生かしていきたい。新鮮な野菜とおいしいお酒を楽しみながら、作り手のことも知ってもられば」とも。

 営業時間は18時~24時。日曜定休。

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