松本パルコ(松本市中央1、TEL 0263-38-2111)が35周年を迎え、現在、アニバーサリーキャンペーンを展開している。
松本パルコ35周年「DANCE WITH YOU 踊るように祝おう」
同館のオープンは、1984(昭和59)年8月23日。8月をアニバーサリー月間と位置付け、「カルチャー発信」「地域とのつながり」を軸にさまざまなイベントを開催する。
35周年を記念したクリエーティブは、「DANCE WITH YOU 踊るように祝おう」がコンセプト。モデルには、ダンサー・モデルのアオイヤマダさん、アートディレクションは映像作家・デザイナー・コラージュ作家の清水貴栄さんと、いずれも松本市出身で多岐にわたり活躍する若手を起用した。カメラマン、ヘアメークも県内出身者が担当し、衣装はファッション・デザインの専門学校「岡学園」(長野市)の学生が手掛けた。同館広報の本戸翔子さんは「地元に、そしてパルコにも思い入れのある方々とタッグを組むことができた」と話す。
8月24日・25日は「りんご音楽祭」とコラボした屋上パーティー「35th anniversary PARTY by りんご音楽祭」を開催。24日は「祭」、25日は「DISCO」をテーマに、DJや音楽ライブのほか、ライブペインティングやお笑いライブを行う。両日、地元の飲食店が出店し、フードやドリンクも用意する。
期間中には、「RADIO EVA POP UP STORE」(8月12日まで)、「うんこ学園の夏期講習in松本」(8月14日・15日)、「出川哲郎の充電させてもらえませんか?リアルガチショップ!」(8月16日~26日)などの企画も開催。「セイジ・オザワ松本フェスティバル ウェルカムストリート・ライブ」(8月10日)や「屋上ピクニック」(8月17日)、「magtasプレゼンツ シルクスクリーンイベント」(8月17日・18日)、「屋上ナイトヨガ」(8月16日・30日・9月13日・27日)など体験型イベントも実施する。9回目となる「パンパパンフェス」(8月22日~26日)のテーマはカレーパン。県内の約20店舗が出店する。
35年を振り返る「まつもと“今”“昔”写真展」では、同館のオープン当日や、当時の周辺地域の様子を紹介する。「35周年を迎えられたことに感謝している。今までもこれからも、皆さんにとって『心躍る場所』でありたい」と本戸さん。今後、35周年クリエーティブの別バージョンのお披露目も予定する。「さまざまなカルチャーに触れられる1カ月。楽しく元気に、一緒に踊るような気分で、足を運んでもらえれば」とも。
営業時間は10時~20時。屋上パーティー「35th anniversary PARTY by りんご音楽祭」は両日15時~19時。入場無料。