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松本の老舗あめ店「飯田屋」が地元店やイラストレーターとコラボ 「あめを日常に」

つまんで食べる、あめせんべいの特徴を伝えるイラストはポップな雰囲気

つまんで食べる、あめせんべいの特徴を伝えるイラストはポップな雰囲気

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 松本・大手の老舗あめ店「飯田屋飴(あめ)店」(松本市大手2、TEL 0263-32-1983)が、普段からあめに親しんでもらえるような取り組み「飴と日常」を4月1日から始めた。

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 第1弾としてサクサクした食感のあめ菓子「あめせんべい」のハーフサイズ「amesen half(あめせんハーフ)」をリリース。量は通常サイズの半分の60グラムで、パッケージは市内のイラストレーター・古荘風穂さんが手掛けた。専務の伊藤雅之さんは「あめにあまり接点がない方にも目に留まるようなパッケージにしたいと考え、古荘さんにお願いした」と話す。

 数量・期間限定で、雑貨店「TOCA by lifart...(トーカ バイ リファート)」(大手4)、書店「本・中川」(蟻ヶ崎2)、レコードを中心としたセレクトショップ「MARKING RECORDS(マーキングレコーズ)」(中央3)の3店舗で販売し、同店では扱わない。「キャンドル、本、レコードなど日常にあるものと一緒にあめを楽しんでもらいたい」と伊藤さん。

 同店は1796年創業。看板商品の「あめせんべい」は、熱いうちに手でしっかりこねて長く伸ばし、薄く板状にしたもので、粒子の細かい粉末の砂糖をウエハースのようにした食感が特徴。店頭では、黒糖の風味が引き立つノーマルタイプのほか、塩、和三盆、コーヒーの4種類を展開している。

 「昔ながらの良さを感じてくれる人は多いが、もっとあめを浸透させるために少し違う角度でPRしたいと思った」と伊藤さん。今後も模索しながら、さまざまな取り組みを続けていくという。「あめ文化を大事にしながら、より多くの人に知ってもらう機会を積極的につくっていきたい」とも。

 価格は250円。

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