イルミネーションイベント「光の森のページェント~アルプス一千のきらめき~」が現在、国営アルプスあづみの公園の堀金・穂高地区(安曇野市)と大町・松川地区(大町市、北安曇郡松川村)で開催されている。
恒例となったイルミネーションイベントは今回が14回目。両地区合わせて、55万球のフルカラーLEDで園内を彩る。
堀金・穂高地区には、段々池の周囲に全長500メートルの光のトンネルが出現。池の水面には、草原や山並みなどアルプスの大自然をモチーフにした公園ならではのイルミネーションが輝く。
30日には、年末年始イベントとして信州プロレスが年末特別試合を開催。チョップで来年に向けた祈願を行う。
大町・松川地区には、500個の光のハートを用意。相性占いができる巨大ハートのグランドイルミネーションやフォトスポット広場の設置のほか、空中トンネルには色とりどりの300個のハートを投影する。
両地区は当日に限り同じ入場券が利用可能。両地区と、安曇野、佐久、諏訪地域のイルミネーションスポットを巡る「イルミネーションスタンプラリー」も展開し、広域での集客を図る。同園堀金・穂高地区の企画・広報係の宮澤楓さんは「スマホでバーコードを読み取ってスタンプを集める。気軽にできるので参加する人も多い」と話す。
昨年は両地区合わせて7万人以上が来園。今年は暖冬の影響もあってか、出足は好調。年末年始は帰省で訪れるという人も増えるという。「問い合わせも多く、毎年楽しみにしてくださる人も増えてきていると感じる」と宮澤さん。「年末年始は冷え込む予報だが、暖かくしてお越しいただければ」と来園を呼び掛ける。
点灯時間は16時~21時。入園料は450円(65歳以上は210円、中学生以下無料)。12月31日、1月1日休園。来年1月6日まで。堀金・穂高地区は1月12日~14日も開催する。