「たけちゃん」と呼ばれる人たちが集まり談義する「第1回全国『たけちゃん』サミットin松本」が11月14日、松本駅近くの居酒屋「おばんざい天火」(松本市中央1)で開かれた。
名字や名前から「たけちゃん」というあだ名で呼ばれる人たちが集うイベント。当日は、サミット限定メニューとして、マイタケやエノキタケ、ちくわと鶏肉のつみれを入れた「たけちゃん鍋」や、「タケノコ煮」「タケノコご飯」「タケノコ入り豚汁」を用意。ウイスキー「竹鶴」のハイボールも提供した。イベントには5人の「たけちゃん」が参加。たまたま店内で飲んでいた女性3人グループのうち一人が「タケダさん」だったことから、一緒に乾杯するなど、思いがけない出会いに盛り上がる場面も。
広告・デザイン会社「JAMデザイン」(出川2)の市川武彦さんと同店店主の竹野晃さんが企画した。「同じ名前で呼ばれている人とは、何か通じるものがあるような気がする」と市川さん。2年ほど前から考え始め、「最初は自分と同姓同名の人を集めようと思ったが、自分以外、もう一人しか思い当たらない」と断念。半月ほど前、竹野さんと話すうちに、「たけちゃん」でいくことに決めた。「名字に『たけ』が入っている人、名前に『たけ』が入っている人、両方いるのでバリエーションが出ていいと思った」
次回は年明けごろを予定しているという。「まずは、県外在住の『たけちゃん』がわざわざこのために松本に来てくれるようなイベントにしていきたい。この店が『たけちゃん』で埋まることが目標。自分たちは『タケちゃんマン』世代なので、最終的にはビートたけしさんに参加してもらいたい」と市川さん。「松本なので、『松本さんサミット』ができるなど、このイベントに触発されて何か動きが生まれたらうれしい」とも。