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松本・大手に食堂カフェ「ローカル食堂」 併設店で販売する食器で提供

提供する際に使う食器も店内の雑貨も併設店で購入可能

提供する際に使う食器も店内の雑貨も併設店で購入可能

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 食堂カフェ「ローカル食堂」(TEL 0263-88-7423)が7月23日、松本・女鳥羽川沿いのギフト&ライフスタイルショップ「THE DAY Kitchen Studio」(松本市大手2)内にオープンした。

オリジナルソースを使った「豚バラ肉のBBQ焼き定食」

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 店舗面積は約12坪、席数はテーブル、カウンター合わせて29席。松本・寿北の大信ゴルフ場内にあるカフェ&アウトドアフィールド複合施設「TASTY VILLAGE SALT inn(テイスティビレッジ ソルトイン)」の2号店として開業した。オーナーの関森康男さんは「通し営業で、いつ来てもご飯、お茶、お酒を楽しめる店」と話す。

 「ごはん泥棒」をコンセプトに、ご飯に合うメニューを展開。その時々で変わる「本日のおすすめ」は、「お魚定食」「カレー」「どんぶり」「ヌードル」の4種類。ほかに、オリジナルソースを使った「豚バラ肉のBBQ焼き定食」(890円)、旅館の朝ご飯をいつでも食べられるように考えた「朝ごはん定食」(650円)などを用意する。いずれも季節の小鉢3点と白みそか赤みそを選べるみそ汁が付く。みそ汁とご飯はお代わり自由。

 「特製パフェ 旬のフルーツ」(750円)や、「手作りなめらかプリン」(380円)、「お団子2本セット」(320円)などのスイーツや、コーヒー、アールグレイ(以上350円)、「メロンクリームソーダー」(500円)などのカフェメニューも充実。アルコールは定食屋を意識して用意する瓶ビールのほか、「ご当地チュウハイ」(400円)、ハイボール、焼酎、日本酒などをそろえる。

 中村漆器産業(塩尻市)が運営する「THE DAY Kitchen Studio」は、今年5月に雑貨店から食器店に業態変更。日用品からプロ仕様のアイテムまで、さまざまな食器を豊富に展開している。以前から「使ったときの感じ」にこだわり、料理を盛り付けた写真などを一緒にディスプレーしていたが、「より実感してもらえるような場を設けたい」と同社の中村健一郎さんが関森さんに声を掛けた。

 提供する際に使う食器や雑貨は全て「THE DAY Kitchen Studio」で購入できる。コンセプトを決めるきっかけになったのは、漆塗りのおわん。「このおわんでどんなものを食べてもらおうかと考えたら、やはりみそ汁だと思った」。そこから定食を中心にメニュー構成を決めていった。

 オープンして1カ月。「両店の客層が交わり、相乗効果につながっている」と関森さん。店名のローカルには、「その土地の食材を使うという意味と、信州のローカルを全国に発信したいという意味を込めた」と話し、今後は全国展開も視野に入れる。来月以降、夜は1日1組限定、予約制の宴会プランを始める予定。「いろいろなシーンで気軽に使ってもらえるような店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。

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