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松本で本や出版テーマにトークイベント 古書店が企画、「個人で発信」きっかけに

南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)さん

南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)さん

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 昨年11月に松本市・城東にオープンした古書店「books 電線の鳥」(松本市城東1)が「南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)トークライブ やりたいことをやるんだよ!」を3月24日、イベントスペース・カフェ「恋する虜(とりこ)」(同)で開く。

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 イベントは2部構成で、第1部は「編む人~ちいさな本から生まれたもの」として、南陀楼さんの著書「編む人」(ビレッジプレス)に掲載した、こだわりの出版物を手掛けている人へのインタビューを中心に、出版の系譜や今後の可能性について話す。第2部は今年2月に刊行した、本好き女子の悩みに対して3冊の本を処方する「本好き女子のお悩み相談室」(ちくま文庫)に倣い、事前に募集した悩みに南陀楼さんが応じる。終了後は「books 電線の鳥」に場所を移して、交流会も予定する。

 ライター・編集者の南陀楼さんは、全国各地のブックイベントに携わり、「ミスター一箱古本市」とも呼ばれている。「books 電線の鳥」の店主・原山聡矢さんが南陀楼さんと出会ったのは昨夏に長野市で開かれたトークイベント。「その後も気に掛けてくださり、店がオープンしたときにもメールを頂いた。今回、出演依頼にも快諾してくれた」と原山さん。

 イベントでは「個人として何かを発信すること」「それにより街が豊かになる可能性」を考えるきっかけにしたいという。「最近、新しい書店や、個人でテーマを掘り下げてZINEや自費出版をする人など、発信している人が増えてきていると感じる」と原山さん。「一箱古本市に興味がある人や本好きの人をはじめ、何か表現してみたいと思っている人など、どんな人でも楽しめるので足を運んでほしい」と呼び掛ける。

 15時開始。参加費は1,500円(ワンドリンク付き)。問い合わせは同店(TEL 070-5581-4726)まで。

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