松本の雑貨店「TOCA by lifart...（トーカ バイ リファート）」（松本市大手4）とコンフィチュール専門店「chez momo（シェモモ）」（同）、コーヒースタンド「High-Five（ハイファイブ）」（深志3）が共同企画した限定ギフトセット「CCC」の予約を現在、受け付けている。

実は同じ高校のOBだという店主3人

　キャンドル、コンフィチュール、コーヒー豆の3点を瓶詰にしてセットにした同商品。キャンドルは、モミの木の香りをベースに同店の定番キャンドル2点の香りをブレンド。コンフィチュールはリンゴとスパークリングワインのジュレで、優しい甘さの中に華やかさを感じる濃厚な風味に仕上げた。コーヒーは、この時期に多く出回るスイーツに合わせた深煎（い）りではなく、コーヒーだけでも楽しめる中深煎り。「High-Five」の店主・高木徹仁さんは「クリスマスの朝や、デザートを食べ終わった後に合うものを意識した」と話す。

　各店がクリスマスをテーマにアイテムを作った。パッケージやラベルにもこだわり、「TOCA」の古荘風穂さんと「High-Five」のネモトナオミさんがデザインを担当。3店主が1980年生まれのことから、80年代リバイバルなポップな雰囲気に。3店舗の総力を結集したギフトセットに仕上がった。

　「TOCA」の店主・西牧隆行さんと、「chez momo」の店主・蒔田友之さんは3年前にコラボを実施。今年2月に行われた「R143＋ Winter Walker2017」に3店舗が参加していたことがきっかけで交流が深まり、同企画が生まれたという。10月ごろから考え始め、キャンドルとコンフィチュールを普段瓶入りで提供していることから、コーヒー豆も瓶に詰めることに。それぞれのアイテムの頭文字を取って名前を付けたが、「最初は3つとも頭文字が『C』だということに全然気が付かなくて。なかなかいい案が浮かばず、（3人の出身校の）『蟻高セット』になるところだった」と西牧さん。

　「純・松本産のセットなので、自分用にはもちろん、お土産、プレゼントなどに使ってもらえれば」と高木さん。「クリスマスの定番として、今後もリリースし続けたい」と蒔田さん。

　価格は3,500円（オリジナルポストカード付き）。予約限定販売で、3店舗で受け付ける。予約締め切りは12月15日。受け渡し期間は16日～25日で、郵送にも対応する。