実演やワークショップなどでクラフトと触れ合うイベント「クラフトピクニック」が10月14日・15日、松本・あがたの森公園(松本市県3)で行われる。主催はNPO法人松本クラフト推進協会。
木工、陶磁器、ガラス、金属、染色・糸・フェルトなどのクラフト部門と食品部門を合わせた102組が出展。木を削ってスプーンやカッティングボードを作ったり、革のバッグを縫ったり、糸を紡いだりする実演やワークショップを行う。ポップコーンや麦茶、ジャムなどを作る食品のブースも。
招待出展は、張り子やからくりおもちゃを制作する「はりこ工房葉紙屋(はしや)」(兵庫県)。実演のほか、さまざまな紙をコラージュして絵付けを施し、オリジナルのミニサファリお面を作るワークショップも開く。「今回は、作家さんの希望もあってワークショップも実現した。子どもでも大丈夫なので、気軽に参加してほしい」と同NPO法人担当者。
「ものを使う人と作る人が出会い、ものづくりの過程を楽しむ」ことを目的にスタートした同イベントは、今年で16回目。同公園の芝生広場を囲むようにブースが並び、広場の中央では例年、のんびりくつろぐ人々や、作ったおもちゃで遊ぶ子どもたちの姿も見られる。「毎年楽しみに来てくれる人も多く、リピーター向けにワンランクアップしたワークショップを用意してくれているブースもある。お弁当や飲み物を持参して、ピクニック気分で楽しんでもらえれば」
開催時間は10時~16時。雨天決行。