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江戸時代の松本城、アプリで楽しむ 観光アプリでVRタイムトラベル

設定されたスポットでかざすとVR技術で再現した画像が写し出される

設定されたスポットでかざすとVR技術で再現した画像が写し出される

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 バーチャルリアリティ(VR)と全地球測位システム(GPS)を組み合わせた旅行者向け観光アプリ「ストリートミュージアム」に7月1日、松本城が追加された。

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 スマートフォンやタブレット端末を、設定されたスポットでかざすとVR技術で再現した画像が写し出される。画像は、江戸時代の古絵図や想像復元図を基にして細かい部分まで表現。焼失した本丸御殿や二の丸御殿なども紹介する。

 VRスポットは、本丸・二の丸など9カ所に設け、VRのほか、音声の解説も楽しめる。縄手通りや源智の井戸、深志神社など周辺20カ所にも解説スポット設置。アイコンをタップすると古地図が表示され、その場所の解説を読むことができる。

 凸版印刷(東京)が開発した同アプリは、現存しない城郭などの史跡をVRで再現し、位置情報と連動して見ることができる体感型観光アプリ。2016年9月にリリースし、江戸城、和歌山城、熊本城など全国各地の城で楽しむことができる。

 市制施行110周年記念事業として企画。昨年秋ごろから準備を進め、今月スタートした「信州デスティネーションキャンペーン」に合わせて配信を始めた。「当時の松本城の様子を思い浮かべつつ、入城までの待ち時間などにも楽しんでもらえれば」と松本城管理事務所担当者は話す。

 Android版、iOS版を用意。Google Play、App Storeからダウンロードできる。利用無料。

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