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松本で「安全のための知識と技術」登山講座 初心者に「リスク知ってほしい」

「百万人の山と自然 安全のための知識と技術in matsumoto」チラシ

「百万人の山と自然 安全のための知識と技術in matsumoto」チラシ

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 安全に登山を行うための知識と心構えを伝える公開講座「百万人の山と自然 安全のための知識と技術in matsumoto」が7月1日、松本市中央公民館・Mウイング(松本市中央1)で開催される。主催は日本山岳ガイド協会と日本スポーツ振興センター国立登山研究所。

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 登山者や自然愛好家を対象とした安全教育の一環として行われている同講座。全国各地で開催されており、松本では7回目となる。主管のNPO法人・信州まつもと山岳ガイド協会「やまたみ」事務局長・石塚聡実さんは「これからの本格的な山シーズンに向けて、大切なことを知ることができる機会になる」と話す。

 当日は、日本山岳ガイド協会認定国際山岳ガイド・角谷道弘さんが「世界の山から見た安全登山とは」、長野県警山岳遭難救助隊隊長・櫛引知弘さんが「山岳遭難の現場から」をテーマに講座を行う。「角谷さんはグローバルな視点、櫛引さんは県内の現場に立つ視点。両方の視点から安全登山について知ることができると思う」と石塚さん。

 やまたみは2005年に設立。山岳ガイドツアーやイベントのほか、講習会などにも力を入れ、ガイドや指導員の育成、山岳環境の整備や保全などの活動をしている。近年、山に関するイベントや講座は増えてきているというが、「ベテランの方や安全に対して比較的意識が高い方の参加が多い」と石塚さん。「山を楽しむことも大事だが、リスクは知っておいてほしい。初心者の方、これから登山を始めようと思っている方に足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。

 開催時間は18時~20時。参加無料。申し込みは信濃毎日新聞松本本社広告部(TEL 0263-25-2153)まで。

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