松本・乗鞍高原で6月18日、「乗鞍天空マラソン」が行われる。
12回目となる同大会。昨年まで最長30キロだったコースを延長し、「42.195キロ(フルマラソン)」と「35キロ」の2部門を設定する。両部門ともスタート・ゴール=乗鞍観光センター(標高1500メートル)と、最高地点となる折り返し=大雪渓(同2700メートル)は共通。フルマラソンは、一ノ瀬園地のフラットなコースを走った後、山を目指す。35キロはスタート後、Mt乗鞍スノーリゾートのゲレンデ内の約4キロのトレイルコースを走る。制限時間はフルマラソン=6時間、35キロ=6時間10分(いずれも途中関門あり)。
ちょうど開花シーズンを迎えるレンゲツツジなどの花々や新緑、雪壁など、多彩な山岳風景を楽しめる同大会。例年7月に開通する乗鞍エコーラインをいち早く走ることができることも魅力だという。
フルマラソンの開催は立ち上げ当初からの目標だったが、「道路許可などさまざまな課題があって、難しかった」と同実行委員会。運営のノウハウを積み上げ、念願のフルマラソン化が実現した。「前半はずっと上って、後半はずっと下る。ハードなコースだが、ここでしか味わえない風景があるので挑戦してほしい」と呼び掛ける。
現在、参加者を募集している。参加資格は高校生以上。参加費はフルマラソン=7,500円、35キロ=6,500円。定員は2000人。締め切りは4月30日(定員に達した場合は締め切り)。申し込みはランネットで受け付ける。