松本・中町の「蔵シック館」(松本市中央2)で12月3日・4日、冬の贈り物をテーマにしたイベント「くらしのいろどりマルシェ 冬のおくりもの」が行われる。
ものづくりに携わる県内在住の10人が参加。リースやオーナメント、ニットキャップやブローチ、シュトーレンや旬の素材を使った焼き菓子などこの季節に合わせたアイテムを中心に用意する。出展するのは、hanaizumi(花)、パン工房優(麹種天然酵母パン)、メープルコンシェルジュ(メープル)、カランコロン(お菓子・木工)、旅スル紙(紙)、石曽根沙苗さん(陶)、糸好きの3人による創作ユニット・いといとのhanamama(刺しゅう)、spool(編み物)、katie.(洋服)。
3回目となる同イベント。hanaizumiを主宰する木下いずみさんが、一昨年、自身のアトリエでイベントを開こうと考えたときに、「花だけではなく、さまざまなものを楽しんでほしい」とものづくりをしている知人などに声を掛けてスタートした。昨年は「安曇野スタイル」のイベントとして開催。今回は初めて松本で、単独のイベントとして企画した。「メンバーは各分野のプロフェッショナル。お客さまに喜んでもらいたいという思いを持って、楽しみながら運営している」と木下さん。
コンセプトは「暮らしを豊かにする」「日々の暮らしにいろどりを添える」アイテムの提案・販売。メッセージタグや包装紙なども用意し、各アイテムを組み合わせたラッピングなど「贈り物仕様」にも対応する。メンバーらは「大切な誰かの贈り物だけではなく、自分への贈り物、自然からの贈り物、私たちからの贈り物など、いろいろな『贈り物』を楽しんでもらえれば」「単なる持ち寄りイベントではなく、暮らしに豊かな時間と彩りを提案できるアイテムを各作家がそろえた。ゆったり過ごせる時間も一緒に提供したい」と意気込む。
開催時間は、3日=11時~16時30分、4日=10時~16時。問い合わせはhanaizumi(TEL 0263-83-8257)。