松本・今町のコワーキングスペース「Knower(s)(ノウアーズ)」(松本市大手1)で7月31日、熊本地震の被災地チャリティーイベント「うまかもん!ゆたかな暮らし市」が開催される。
食品は、カナダ産100%天然メープルのシロップやバター、スイーツなどを用意する「メープルコンシェルジュ」、麹の種を使ったパンを扱う「麹種パン工房~優~」、ガレット専門店「monkava(モンカバ)」のほか、熊本産無農薬野菜の販売も行う。糸好きな3人の創作ユニット「いといと」は布小物や編み物、洋服など、「百南」は和紙小物やアクセサリー、お香などをそろえる。
アロマオイルを使ったハンドトリートメント「ハルム」も出店。メープルの魅力について学ぶ「知って味わうメープルの神秘」、香り袋を作る「文香作りとお香の楽しみ方」、子どもでも作れる「指編みシュシュづくり」などのワークショップも行う。
「熊本の今。そして『今』私たちにできること」をテーマにミニトークショー&座談会も開催。市内の飲食店の有志が被災地で炊き出しなどを行う「炊き出し機動部隊みらい」の隊長・浅田修吉さんを特別ゲストに迎えて、被災地の様子を知り、何ができるかについて考える。
「メープルコンシュルジュ」の牛丸みゆきさんと、「麹種パン工房~優~」の小田優さんが企画。2人は、「M.Woman's Project」のメンバーとして、東日本大震災の被災地にも支援を行ってきた。今回、熊本地震を受けて同プロジェクトを再開。売り上げの一部は、「炊き出し機動部隊みらい」を通じて被災地支援に充てる。
「食や雑貨など、暮らしを少し豊かにするもの、癒やしてくれるものが幅広く集まった」と牛丸さん。「楽しみながらも、被災地を身近に感じたり、自分にできることは何かを考えたりするきっかけになれば」とも。
開催時間は10時~17時。ミニトークショー&座談会は11時~。