松本市桐の韓国創作家庭料理「やんちゃ坊」（松本市桐3、TEL 0263-33-7737）は、新メニュー「タックハンマリ」の提供を始めた。

　タックハンマリは、韓国の家庭料理。「タック」＝「鶏」、「ハンマリ」＝「一羽」の意味で、煮込まれた鶏をまるごと一羽と、ネギ、じゃがいも、トッポギを鶏スープで煮込み、「タテギ」と呼ばれる薬味ダレにつけて食べる。

　オーナーの田中晴博さんが、韓国の東大門市場で「行列のできる店」に行った際に食べた「タックハンマリ」の味に感動し、「この味を広めたい」と、4～5回の試作を重ねて「東大門の店に近い味」（田中さん）を生み出した。

　同店で提供する「タックハンマリ」（4人前＝3,360円）に使用する食材は、信州福味鶏など地産地消にこだわる。タテギは日本人向けに辛さをマイルドに仕上げ、トッピングにキムチとおろしにんにくが付くので、好みの味を作ることも。鍋にもこだわりを持ち、韓国ではたらい状のものを使うが、「日本ではなじみがなく、抵抗があるのでは」と、田中さんが選び抜いた鍋で提供する。

　「この料理のいいところは、いろんな部位を食べられること。まるごと煮込むことでうまみもでるし、高タンパク低カロリーで美容と健康にいい。『しめ』にうどんやごはん（各399円）を入れて最後まで楽しんで食べてもらえると思う。（タックハンマリを扱うのは）おそらく県内で初めてだと思うので、ぜひ味わってもらえたら」と田中さん。

　店舗面積は75坪。席数はテーブル、小上がり席を合わせて115席。営業時間は17時30分～23時（ラストオーダー）。月曜定休。

韓国創作家庭料理　やんちゃ坊下北沢に韓国の焼き菓子「ホットック」専門店－トッポッキ、コーン茶も（下北沢経済新聞）ヨン様、名古屋・栄にオープンする韓国料理店「高矢禮」視察で名古屋へ（サカエ経済新聞）