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松本・筑摩のスタジオで巨大壁画の完成お披露目 ライブイベントも

「へきめんこ」と林さん

「へきめんこ」と林さん

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 松本・筑摩の多目的スタジオ「marsmoo(マーズモー)」(松本市筑摩4)で現在、松本市在住の作家・林迫山(はくざん)さんが描いた巨大な壁画の完成を記念した「へきめんこお披露目WEEK」が開催されている。

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 男女の性器や性交をモチーフにした絵をお面にした「おめんこ」を手掛ける林さんが、「へきめんこ」と名付けた壁画は、縦3メートル×横10メートル。アクリル絵の具を使い、半年間スタジオに寝泊まりしながら少しずつ制作してきた。「これまではペンを使っていたので、最初は筆使いが難しかったが、徐々に慣れていった」と振り返る。

 もともと、同スタジオの利用客だった林さんが昨年冬にアンプを壊したことが制作のきっかけになった。「おわびに絵を描くということになって、しばらくそのままにしていた。夏ごろ、『そういえば…』という話になって描き始めた」と林さん。左端から、下書きはせずに思うまま筆を運ぶというスタイルで描き進め、描き直した部分はほとんどないという。当初、これほど大きなサイズの絵にするつもりはなかったが、どんどんのめり込んでいき、結果的に壁の上半分は板を足して広げて完成した。

 同イベントに合わせてスタジオ内ではカフェ営業も開始。コーヒーとお菓子のセット(300円)を用意する。「完成してからもずっとここにいるので、終わった感じがしない。いろいろな人が出入りする場所なので、つながりも広がって良かった」と林さん。今後は、次回の個展に向けて制作を続けるという。「期間中は在廊しているので、気軽に足を運んでもらえれば」とも。

 営業時間は11時~19時。入場無料。3月5日まで。同6日は7組のアーティストの演奏を「おめんこ」をかぶって楽しむイベント「おめんこトリップ へきめんこライブ」(入場料=1,000円、別途ワンおめんこ=700円)を開催する。

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