松本衣デザイン専門学校(松本市中央2)が2月27日・28日、学生たちによる展示発表会「'16展示Lab.」を開く。
本年度の年間テーマ「街がキャンバスだ」に合わせて、学生たちが衣を通じた「ものづくり」の学びの成果と作品を展示する。校内と同校前の花時計公園など周辺エリアを使って、1年間の学びを地層のように視覚化。校内の各階を「クリエーション(かたちをつくる)」「ソーシャル(社会とつながる)」「ベーシック(学びの土台の科目群)」と分けて、トワルを使った立体デザインの習作、ユニバーサルデザイン、コンセプトに基づいてデザインした衣服などを紹介する。
昨年9月には、松本市中心市街地で「'15 衣コレクション-街がキャンバスだ!」と題したパフォーマンスを展開。学生たちが3つのチームに分かれ、自分たちでデザインした衣装を着て、通りや公園でダンスなどのパフォーマンスを行った。
「学生たちにとっては、1年間の学びを振り返る場。先輩たちがやってきたことと自分たちがやってきたことを見つめることで、未来を考えることができる」と大石幹也校長。「地域の皆さんに対して、どんな学校なのかを伝える場でもあるので、気軽に足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は10時~17時。入場無料。