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松本駅に恒例の合格絵馬掛け 学問の神様・深志神社分社設け祈願

公立高校入試の前期選抜を終え、合格祈願する女子中学生たち

公立高校入試の前期選抜を終え、合格祈願する女子中学生たち

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 JR松本駅は2月9日、改札口横に学問の神様・菅原道真公を祭る深志神社(松本市深志3)の分社と合格祈願の絵馬掛けを設置した。

分社に手を合わせ合格祈願

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 同神社の小林義幸権禰宜(ごんねぎ)が神事を執り行い、駅員約30人が成就を願った。当日は県内の公立高校入試の前期選抜があり、試験を終えた中学生らが早速絵馬に合格祈願を書く姿も見られた。

 恒例となった同駅の合格祈願絵馬掛け。設置は、平成になったころから続いているという。分社には同神社の学業守護札をはじめ、紅白の合格祈願守り、同神社の名前が入った清酒などが供えられている。「合格祈願」の文字と菅原道真公が描かれた厚紙製の絵馬には、ピンクや水色などさまざまな色のひもが付いており、好みの色を選べる。

 自身や家族の合格から、資格取得、進級、就職など願いはさまざま。絵馬は徐々に増え、毎年1000枚近い数になるという。「高校や大学受験に限らず、資格試験なども含め、多くの方に利用してもらえれば」とJR東日本松本地区事務センター所長の押上忠昭さん。

 設置は3月中旬ごろまでを予定。設置期間終了後は同神社で奉納絵馬焼納式を行う。

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