松本駅に恒例の合格祈願絵馬掛け-深志神社分社を設置

さまざまな願いが込められた絵馬が掛けられている

さまざまな願いが込められた絵馬が掛けられている

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 JR松本駅改札口付近に現在、合格祈願の絵馬掛けが設置されている。

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 恒例となった同駅の合格祈願絵馬掛け。今年は先月31日に学問の神様・菅原道真公を祭る深志神社(松本市深志3)の分社と絵馬掛けを設置し、神事が執り行われた。分社には同神社の学業守護札をはじめ、紅白の合格祈願守り、同神社の名前が入った清酒などが供えられている。

 厚紙製の絵馬は、同神社で使われていたものと同じデザイン。表面には「合格祈願」の文字と菅原道真公が描かれ、裏面には願い事と願い主を書く欄がある。ピンクや水色などさまざまな色のひもが付いており、好みの色を選べる。自身や家族の合格から、資格取得、進級、就職など願いはさまざま。絵馬は徐々に増え、毎年1000枚を超える数になるという。「家族や自分のことを書いたものが多いが、今年受験する人を思い浮かべて友達や先輩などの祈願をする人もいる」と同駅副駅長の小松茂夫さん。

 設置は、平成になったころから続いているという。当初は待合室の案内板に絵馬を掛けていたが、2007年に東西自由通路ができてからは現在の場所になった。絵馬掛けは1996年に放送されたドラマ「白線流し」のロケで使用されたもの。「毎年この時期に設置するので、恒例という感じで書いてくれる人もいる。皆さんの思いがかないますように」と小松さんも願い事の成就を祈っている。

 設置は3月中旬ごろまでを予定。設置期間終了後は同神社でさらなる祈願を行い、焼納する。

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