松本駅近くに10月30日、居酒屋「おばんざい天火」（松本市中央1、TEL 0263-35-0019）がオープンした。

　店舗面積は約14坪。席数はテーブル24席、立ち飲み6席。JR島高松駅近くに昨年3月にオープンした「のんべえ食堂天火」（島内）に続き、グループ2店舗目となる。

　おばんざいは一皿300円と400円が中心。「ポテトサラダ」「きのこおろし」「里芋の煮ころがし」など居酒屋の定番メニューから、「山賊焼き」「馬モツの煮込み」「ハチノスのピリ辛煮」「イナゴの甘露煮」など郷土料理まで、常時20種類以上を用意する。「おふくろの味や郷土料理を手頃な価格で楽しんでほしい」と同グループの務台道也社長。

　アルコールは、「大信州　清酒」「善哉　清酒」（以上300円）、「岩波　純米酒」（500円）など地酒を中心に、生ビール、焼酎、サワー、などを取りそろえる。

　「松本を元気に」をコンセプトとする同店。地元の農家や猟友会から、食材は直接仕入れている。「地元の味を伝えることで、地域貢献ができれば」と務台社長。気軽に楽しめるようにと、カウンターに並ぶおばんざいを選べるスタイルにしたという。「16時から営業しているので、早い時間から飲みたいときはもちろん、2軒目や3軒目として軽く飲みたいときにも、気軽に立ち寄ってほしい」とも。

　営業時間は16時～23時。日曜、第1水曜定休。