アイルランドを中心としたケルト音楽や、オリジナル曲を演奏する「tipsipuca+(ティプシプーカ プラス)」のライブが11月15日、「Bar Aquavitae(アクアビーテ)」(松本市大手1、TEL 0263-35-8418)で行われる。
「ティプシプーカ」は、高梨菖子さん(ホイッスル・コンサティーナ)と酒井絵美さん(フィドル・ブズーキ)が2013年に結成したアイリッシュ音楽バンド。バンド名は、英語で「ほろ酔い」の意味を持つ「tipsy」とアイルランドの妖精「puca」を組み合わせた造語。主にアルコールを楽しめる場所で演奏を行っている。今回は、サポートメンバーとして中村大史さん(アコーディオン・ギター・ブズーキ)と熊谷太輔さん(パーカッション)を加えた4人編成で公演を行う。
「『ティプシプーカ』のライブを東京で見たことが、松本にプロのアイリッシュミュージシャンをたくさん呼ぼうと本格的に思ったきっかけ」と企画したパン店「fiddle(フィドル)」(北深志1)の金子潤一さん。「見ている人も演奏している人も飲んでいて(笑)、ライブが強烈に楽しかった記憶がベースになって、松本でも楽しめればと思った」と振り返る。
9月には、中村さんを除く3人がアイリッシュパブ「OLD ROCK」(中央2)でライブを行った。熊谷さんはもともと、アイリッシュ専門のミュージシャンではないが、訪れたファンで『アイリッシュは初めて』という人にも好評だったという。
「4 人の確かな演奏技術と高梨さんによるオリジナル曲、仲の良さが伝わってくる柔らかい雰囲気、全てが一体となったライブになると思う。ぜひ足を運んでもらえれば」と金子さん。
18時開場、19時開演。チケット料金は、前売り=2,000円、当日=2,300円(以上、ワンドリンクオーダー制)。問い合わせは同店もしくは金子さん(TEL 080-3357-6770)まで。